人工臓器
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バイオメカニカルポンプシステムの開発:ハイブリッド人工心内膜の設計
岸田 晶夫松田 武久中谷 武嗣後藤 昌弘榊 雅之高野 久輝
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1992 年 21 巻 2 号 p. 546-551

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抄録
我々はトレーニングされた骨格筋の電気刺激による収縮力と、自己の組織と細胞で構築された人工心室から構成されるバイオメカニカルポンプシステムの開発を進めている。これは骨格筋を外側に、ハイブリッド人工心内膜を内側に有する二層構造体である。本研究では、バイオメカニカルポンプの構成要素である人工心内膜の設計概念を提出し、人工心内膜用構造支持体としてのセグメント化ポリウレタン多孔質膜を試作した。また、コラーゲン溶液に微小血管片を分散してゲル化させ、これを培養して経時的に光学顕微鏡および走査型電子顕微鏡により観察し、in vitroでの組織再構築の過程を観察した。その結果、21日目までに組織片から細胞が遊走し、ゲル表面では内皮細胞様の細胞による血管内膜様構造が、またゲル内部では平滑筋細胞様の細胞による配向形態がそれぞれ観察された。以上より、本システムはハイブリッド人工心内膜の構築技術として適当であると考えられた。
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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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