人工臓器
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遠隔期のリード別閾値,P・R波高の比較
乾 清重長嶺 進
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1992 年 21 巻 2 号 p. 658-660

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抄録
1981年1月より1991年4月までの約10年間に, 当科でゼネレーター交換手術を施行した症例の遠隔期でのペースメーカーリードの状態を, 使用リード別に閾値, 心内波高等を手術時に測定検討した。
検討したリードは, 1980年以前に用いたEDWARDS SOLID-TIP VENTRICULAR LEAD 8204, 1980年以降のMEDTRONIC RING-TIP ATRIAL LEAD 6991U, RING-TIP VEMRICULAR LEAD 6971, 6972, 1984年以降のMEDTRONIC TARGET-TIP ATRIAL LEAD 4511, 4512, TARGET-TIP VENTRICULAR LEAD 4011, 4012である。対象症例数は61例である。各群の平均観察期間は, 5.0-7.8年であった。RING-TIP型心房リードでは, 遠隔期に閾値上昇に伴いリード不全を来す症例がみられたが, 改良されたTARGET-TIP型心房リードでは遠隔期に不全を生ずるものは少なかった。TARGET-TIP型心室リードは観察期間5.2年で, 平均閾値1.2Vと良好な値を示した。
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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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