1995 年 45 巻 3 号 p. 369-371
イネのトビイロウンカ抵抗性遺伝子Bph-1の座乗染色体と連鎖地図上の座位を決定するためにRFLP分析を行った.Bph-1遺伝子は,染色体12土のRFLPマーカーのうち最短でXNpb248と10.7%の組換麦価で連鎖していることから,染色体4土に座乗するのではなく,染色体12に座乗していることが明らかになった.また,染色体12上でBph-1-XNpb248-XNpb336の連鎖地図を作成することができた.イネの命名されているトビイロウンカ抵抗性遺伝子の詳細なマッピングは本研究が初の報告である.