日本急性血液浄化学会雑誌
Online ISSN : 2434-219X
Print ISSN : 2185-1085
技術・工夫
急性血液浄化の現場において,女性CEに求められるものとは?
功力 未夢岡本 裕美別所 郁夫関根 ひかり佐川 竜馬小竹 良文
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2023 年 14 巻 1 号 p. 27-31

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抄録

当院は,病院移転に伴い当直体制を導入したことで,緊急時の急性血液浄化業務においても当直者が対応する形へと変化した。そのため,男女関係なくすべてのスタッフが交代して当直業務を行っている。しかし,急性血液浄化業務をはじめとする臨床現場で働く女性CEは,業務とライフイベントの両立が難しく,現場を一時的に離れざるを得ない状況に直面する場合も少なくない。当院の女性CEで,産休や育休を経て勤務しているスタッフがおらず,そのような状況は未経験である。そのため,今後ライフイベントなどで現場を一時的に離れなければならない状況に直面した際,バックアップ体制が未構築では欠員に伴って業務継続が困難になることも予測される。また,組織力の低下にも繋がってくるため,体制の見直しが求められる。女性CEが働き続けられる環境作りの構築は組織だけでなく,施設や社会全体での支援体制の構築や見直しも重要である。

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© 2023, 特定非営利活動法人 日本急性血液浄化学会
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