臨床化学
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ラットの血漿中遊離脂肪酸濃度の室温放置による経時的変動
太田 裕子草柳 亜希子岡村 啓史松岡 信男
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2000 年 29 巻 2 号 p. 74-76

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抄録
一晩絶食させたラットおよび飽食させたラットから採取した血漿を, 室温あるいは4°で保存し, 遊離脂肪酸 (FFA) およびトリグリセリド (TG) 濃度に及ぼす保存時間ならびに保存温度の影響を検索した。室温保存では1時間後から顕著なFFAの上昇が認められ, その後時間の経過とともに上昇した。TGに関しては逆に経時的に低下したが, FFAと比較するとその変動幅は軽度であった。これらFFAおよびTGの変動幅は4°保存することで軽減した。また, FFAの変化はTG濃度が高い試料ほど大きかった。
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© 日本臨床化学会
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