AI・データサイエンス論文集
Online ISSN : 2435-9262
自然環境調査を用いた生態系分布と土地利用形態の関連性分析
西岡 洸紀藤生 慎森崎 裕磨
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ジャーナル オープンアクセス

2022 年 3 巻 J2 号 p. 985-993

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抄録

地球上には多様な生物が生息している. 科学的には約175万種と言われているが, 実際には300万種~1億1100万種が生存しているとの推計もされている. そしてこの生物たちは, 他の生物と直接的・間接的に支え合うことで生きている. また, 毎日の食事や医療, 産業, 文化に至るまで, 生物から多くの恩恵を「資源」として得ることで, 私たち人間の暮らしが支えられている. 近年,環境破壊などでこの生物多様性が失われつつあるが,その実態を把握する上で,地理的情報を分析することは極めて重要である.そこで,本研究では,土地利用や人間活動と生物分布との関係性を分析し,人間活動が各生物種の生息域に及ぼす影響を明らかにする.

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© 2022 公益社団法人 土木学会
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