AI・データサイエンス論文集
Online ISSN : 2435-9262
災害情報共有 3 次元プラットフォームの構築― 災害初動期の意思決定支援に向けて —
小林 実和島田 徹永谷 圭司全 邦釘
著者情報
ジャーナル オープンアクセス
J-STAGE Data

2026 年 7 巻 1 号 p. 154-162

詳細
抄録

近年,大規模自然災害の頻発・激甚化により,発災直後の初動期における迅速な状況把握と意思決定を支える情報基盤の重要性が高まっている.UAV,IoT センサ,AI 解析により多様な災害データを取得可能となった一方,異なる種類のデータを統合的に管理・共有する枠組みは十分に確立されていない.本研究では,内閣府ムーンショット型研究開発事業の一環として,情報共有と意思決定を支援する災害情報共有 3 次元プラットフォーム(CAFE-3D)を設計・構築した.CAFE-3D は,遠隔計測技術により取得される多様なデータを 3 次元空間上で統合・可視化し,関係者間の状況認識の統一を支援する.本稿では,河道閉塞災害を事例に実証フィールドへ実装し,運用性および使い勝手の検討結果と有効な活用方法を示す.

著者関連情報
© 2026 公益社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top