インフラメンテナンス実践フォーラム
Online ISSN : 2759-0240
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モニタリング技術を活用した橋梁の維持管理に向けた取組み
後藤 幹尚中野 主久遠藤 義英山岸 貴俊金澤 悠太俵谷 保男岩﨑 篤岩波 光保
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2025 年 2 巻 1 号 p. 18-23

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抄録

 近接目視を基本とした橋梁の維持管理においては,構造物内部に生じている劣化や損傷等を十分に把握することが難しいため,予防保全型の維持管理への転換には課題がある.この課題を解決する手法の一つとして,加速度センサを用いたモニタリング技術を活用して橋梁の維持管理に取組んでいる事例がある.そこで本稿は,近接目視点検では劣化や損傷の把握が困難な部位に着目して,加速度センサを用いたモニタリング技術を活用した橋梁の維持管理の導入に向けた取組みについて報告する.

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© 2025 公益社団法人 土木学会
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