土木学会論文集
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重錘落下締固めにおける地盤への重錘貫入と衝撃力
大島 昭彦高田 直俊
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1994 年 1994 巻 487 号 p. 61-67

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抄録
重錘落下による土の衝撃締固めにおいて, 実測データから重錘貫入量が重錘の衝突速度と衝撃持続時間に比例すること, 衝撃持続時間は落下高に無関係で, 単位面積当りの重錘質量に比例することを示した. これから重錘貫入量は重錘運動量に比例し, 重錘底面積に反比例することが導かれる. この傾向は遠心模型実験からも確かめられ, 通常の室内締固め試験にも認められた. これらの結果から重錘貫入時の最大衝撃加速度, 最大衝撃力および最大衝撃応力の推定式を提案した.
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© 社団法人 土木学会
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