土木学会論文集
Online ISSN : 1882-7187
Print ISSN : 0289-7806
ISSN-L : 0289-7806
舗装を主体とする街路景観のフラクタル解析
小川 進清原 徹也阿部 忠行
著者情報
ジャーナル フリー

1995 年 1995 巻 520 号 p. 135-141

詳細
抄録
街路景観の定量的評価をフラクタルにより試みた. 景観の評価は色彩と形態の2因子で行い, いずれもフラクタル次元を算定した. この結果, 街路景観のフラクタル次元は色彩と形態のいずれも自然景観よりも高く, かつフラクタル性 (相関係数) が低いことが判明した. さらに, CADにより環境調和を考慮した街路景観の修景設計を試みたが, フラクタル性は環境調和を定量的に評価しうる量と考えられる.
著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top