土木学会論文集
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鋼殻と鉄骨鉄筋コンクリートとの結合構造に関する研究
森本 精洋森河 久伊東 昇
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1996 年 1996 巻 532 号 p. 97-108

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抄録
斜長橋である鶴見つばさ橋の主塔は, 上部は鋼殻, 基部は鉄骨鉄筋コンクリート構造となっている. これら異種部材間を結合するための新しい構造を考案し, 実用化するための実験的研究を行った. まず, せん断基礎実験で結合部のせん断耐荷機構を解明し, 結合部構造模型実験で荷重伝達機構など結合部全体の挙動を把握し, 実用構造形式を選定した. さらに, 実大に近い構造模型実験で耐荷安全性を確認し, 設計検討を行った後, 提案構造を実用化した.
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© 社団法人 土木学会
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