土木学会論文集
Online ISSN : 1882-7187
Print ISSN : 0289-7806
ISSN-L : 0289-7806
大変形領域の交番荷重を受けるRC橋脚のフーチングからの鉄筋抜出し量算定法に関する研究
石橋 忠良小林 薫海原 卓也
著者情報
ジャーナル フリー

2000 年 2000 巻 648 号 p. 43-54

詳細
抄録
RC橋脚や柱部材の地震時変形性能を適切に評価するためには, く体部分の曲げやせん断による変形性状を把握するとともに, フーチングからの軸方向鉄筋抜出しに起因する回転による水平変位も精度よく把握する必要がある.
本研究は, RC橋脚や柱部材の地震時変形性能評価の基礎となる軸方向鉄筋のフーチングからの抜出し量に着目し, 部材塑性率が10程度となるような大変形領域の交番荷重時に適用可能なフーチングからの軸方向鉄筋抜出し量算定法の提案を行うものである.
著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top