土木学会論文集A
Online ISSN : 1880-6023
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和文論文
均質化法に基づく濃度・変位場のマルチスケール連成解析手法
車谷 麻緒寺田 賢二郎
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2006 年 62 巻 2 号 p. 425-439

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抄録
 本論文では,コンクリート構造物に代表的な環境劣化現象を想定し,均質化法を用いた物質拡散問題と応力変形問題の弱連成マルチスケール・マルチフィジックス問題を定式化し,その数値解析システムを構築する.はじめに,均質化法を用いた物質拡散問題と応力変形問題の弱連成マルチスケール・マルチフィジックス問題の定式化を行い,本解析における異なる空間スケールと物理問題の連成作用や数値解析アルゴリズムについて説明する.次に,ミクロスケールにおける脆性的なひび割れによる劣化を表現するための修正型イメージベース解析法を説明する.そして最後に,環境作用を受ける非均質脆性材料の経年的な劣化現象の数値解析例を示し,本研究で開発したマルチスケール・マルチフィジックス解析手法の有効性を例示する.
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© 2006 社団法人 土木学会
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