熊本大学では「熊本復興支援プロジェクト」の一環として,熊本地震で最も被害が集中した益城町にサテライトラボ「熊本大学ましきラボ」を設置し運営している.その「ましきラボ」は益城町の秋津川自然公園内に設置されており,住民が気軽に立ち寄り教員や学生と意見交換するオープンラボや,そこで得られた住民の意見を活かしたイベント等をおこなっている.大学が主体となり設立され,被災した益城町を拠点とし活動している「ましきラボ」を対象として,その設立までの経緯や運営実態を詳述するとともに,ラボの役割や継続的に運営していくうえでの課題について考察した.