横浜国立大学 大学院環境情報研究院
2021 年 77 巻 2 号 p. I_217-I_225
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ゴム材料などの微圧縮材料の過渡応答解析に対して,波動伝播現象に適した陽的時間積分法を適用する場合,剛性の高い体積変形成分の波動伝播速度に基づき小さい時間刻みを定める必要がある.本研究は,この制約を緩和するものとして,拘束条件付き問題に対する Rattle 法を拡張し,圧力に関する連立1次方程式の求解に帰着させることで,等容変形成分を陽的に,体積変形成分を陰的に取り扱うことが可能な分離型時間積分法を提案するものである.
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