土木学会論文集C
和文論文
地盤-基礎-送電鉄塔の連成作用を考慮した三次元解析と基礎の安定性の検討
山川 優樹中市 翔也池田 清宏尾崎 利行松村 政秀北田 俊行
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64 巻 (2008) 4 号 p. 782-801

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抄録

 本研究では送電鉄塔について,地盤-基礎-鉄塔の連成挙動を考慮した強度・安定性評価を行った.実際の設置・使用条件に即した評価を行うため,様々な地形や荷重方向に対する基礎の支持力や近接設置の影響を検討した.次に,地盤-基礎-鉄塔の相互作用を考慮した全体系解析を行った.電線張力や風荷重を想定した外力モードについて解析を行い,鉄塔部材を介して基礎に作用する荷重を調べた.さらに,全体系解析と脚部を固定した鉄塔単体解析との比較を行い,基礎の変位が鉄塔の崩壊挙動に与える影響を調べた.その結果,全体系の破壊においてクリティカルとなる構成要素が外力モードによって変化することが明らかとなった.最後に,鉄塔倒壊事例との比較考察を行い,推定荷重方向と鉄塔・基礎の破壊様式について全体系解析との整合を確認した.

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© 2008 社団法人 土木学会
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