抄録
本研究では,自動運転や車線レベルの車両の挙動特性の把握等,次世代のITSサービスに向けた検討に向けて,高速道路の既存のCAD図面と種級区分の情報から,モデルベースで車線レベルのデータを効率的に生成する技術を開発し,福岡,名古屋,宮城の3地区で実際の空中写真撮影成果と比較し,検証を行った.これまで高精度なデータには多大な計測データを必要としていたが,こうした規格化が進んでいる高速道路のような人工構造物は,モデルベースでデータ生成を行いつつ,断片的な計測データで検証,修正を行うようなアプローチも,現地の変化に対する更新の迅速化や,現地計測を減らせることによるコスト低減という観点からも,今後重要になると考えられる.