抄録
従来,出来形管理では巻尺,レベルを用いて,幅,長さ,高さの計測が行われてきた.2016年度から国土交通省ではi-Constructionに取り組んでおり,生産性の向上を目標としている.その中で2016年4月に地上型レーザースキャナーを用いた出来形管理要領(舗装工事編)(案)が公表され,今後の利用が見込まれる.本研究は,複数の性能の異なる地上型レーザースキャナーを用いて,出来形管理要領の精度確認試験方法に沿って実験を行い,計測精度を検証した.その結果,出来形管理要領に規定されている表層の要求精度に対して,機種の性能に応じて,想定通りに満たす場合と想定通り満たさない場合があったが,機器の不具合や観測条件に影響されて想定に反して満たさない場合も見られた.