2018 年 74 巻 2 号 p. I_90-I_101
我が国では自動運転・安全運転支援システムの実現に向けて高精度3次元地図のダイナミックマップの開発が推進されている.ダイナミックマップは,実在地物および仮想地物の34種類で構成されている.これら地物は,用途や取得位置等の仕様は異なるが,道路基盤地図情報等の既存の道路地図でも定義されている.そのため,両者の相互変換が可能になると,鮮度・網羅性の確保が可能となるため,両者の相互補完に大きく寄与することが期待できる.
本研究は,ダイナミックマップおよび道路基盤地図情報の地物・属性等を対象に親和性を分析した.そして,親和性の高い12地物を対象に変換手法を考案し,ケーススタディを通じて有用性を明らかにした.