土木学会論文集F3(土木情報学)
Online ISSN : 2185-6591
ISSN-L : 2185-6591
和文報告
LPWAを活用した鋼箱桁橋における無線計測に関する基礎的研究
関屋 英彦, 木ノ本 剛, 高木 真人, 丸山 收, 三木 千壽
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2020 年 76 巻 1 号 p. 53-62

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抄録

 鋼橋に生じる疲労損傷の適切な維持管理を行うためには,活荷重により生じるひずみ応答を計測することは重要である.しかしながら,多くのひずみ計測システムは,有線式のシステムとなっているため,現場における施工性に課題を抱えており,その無線化が期待されている.さらに,長距離の無線計測技術は,橋梁の外へ計測データを転送することを可能にし,構造物の常時モニタリングに有用な技術となる.

 本研究では,長距離の無線通信が可能なLoRa®無線モジュールを用いた無線ひずみ計測システムを製作し,供用中の鋼箱桁橋にて計測したデータを橋梁の外にデータ転送することによって,その実用性を検証した.計測結果より,LoRaを活用することによって,鋼箱桁橋内のデータを約130m離れた箇所にて取得可能であることが示された.

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© 2020 公益社団法人 土木学会
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