抄録
応札見積りの作成や実行予算の作成を行う際,受注者独自の標準単価は重要であり,精度の良い標準単価を収集することは,重要な課題である.標準単価の収集方法は,実行予算の作成,管理予算の作成,調達発注業務および標準単価の収集の手順で行うこととし,収集したデータは統計的手法を用いて選別を行った.標準単価フィードバックシステムとは,以上の収集,選別を行ったデータを表示するシステムであり,表示データとしては,処理年度,単価表名称,規格名称,実績件数,実績平均単価,標準偏差,最小単価の情報と,棒グラフとした.
効果としては,実行予算の工種別単価を標準単価として収集するしくみを構築したため,収集される単価は,労務費,材料費,機械費の構成がすべて同じになるため,信頼性の高いデータが収集できることが挙げられる.