土木学会論文集F
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和文論文
鋼矢板壁による地盤振動の遮断効果と増幅現象の解明
早川 清原 文人植野 修昌西村 忠典庄司 正弘
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2006 年 62 巻 3 号 p. 492-501

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抄録
 本研究では,列車走行による地盤振動に関し,振動の伝播経路において有効的かつ経済的な防振対策法の開発を目的としている.すなわち,実際に鋼矢板による地中防振壁を施工し,その施工段階ごとに列車走行時の地盤振動を測定して,この防振対策工による振動遮断効果を確認した.しかしながら,防振壁背後では振動増幅現象が生じていた.この現象を解明するために,三次元解析モデルを用いた数値シミュレーション解析(強制加振解析)を行った.これらの検討より,鋼矢板が共振現象を起こし二次的振動源となっていることが判明された.そこで,このような防振対策工による振動低減効果をより高めるための対策法を検討した結果,(1)鋼矢板を支持層まで深く打設する対策法,および(2)鋼矢板の打設枚数(一枚打設から二枚打設にする)を増加する対策法が,有効な防振対策法になることを確認した.
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© 2006 社団法人 土木学会
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