土木学会論文集F
Online ISSN : 1880-6074
和文論文
階層型指数劣化ハザードモデルによる舗装ひび割れ過程のモデル化
貝戸 清之熊田 一彦林 秀和小林 潔司
著者情報
ジャーナル フリー

2007 年 63 巻 3 号 p. 386-402

詳細
抄録

 道路舗装のひび割れには,縦ひび割れ,横ひび割れ,面ひび割れ等という多様なひび割れのタイプが存在する.本研究では,道路舗装のひび割れによる劣化状態を,ひび割れの損傷度(ランク)とひび割れのタイプという2種類の離散的な状態変数を用いて表現する.その上で,2種類の状態変数で表されるひび割れ進行過程を,階層型指数劣化ハザードモデルを用いて記述するとともに,ひび割れに関する劣化状態間の推移過程をマルコフ推移行列を用いて表現する方法を提案する.さらに,道路舗装のひび割れに関する実測データを用いて,階層型指数劣化ハザードモデルを推計し,道路の構造特性,舗装特性,および交通条件等が,道路舗装のひび割れ過程に及ぼす影響について分析する.

著者関連情報
© 2007 社団法人 土木学会
前の記事
feedback
Top