2020 年 76 巻 2 号 p. I_1045-I_1050
木曽川における深掘れの発生と維持機構を明らかにすることを目的として,複数の出水時にADCPにより計測された流況データを分析した.局所洗掘の進行によって相互作用的に平面渦が顕在化し,その平面渦が深掘れ内部に流れを集中させることが確認された.また,深掘れを常態化させる平面渦を評価するための水理指標として渦度に着目し,種々の対策の効果について数値シミュレーションにより検討し,深掘れの拡大を防ぐため,この渦度を低減させる効率的な埋め戻し対策方法を立案した.