抄録
持続可能性向上のために,人間の生活に伴う環境負荷量と自然環境の受容量,及びそれらのバランスを可視化することが重要である.本研究では,エコロジカル・フットプリント指標を用いて,過去における環境バランスの変化と将来における潜在的な改善可能性を可視化手法「メテオグラム」で明らかにした.この結果,1) 過去50年の環境バランスの達成状況が年々悪化しているを判別された;2) 環境バランスを回復したケースが見られた;3) 環境負荷削減策によっては環境バランスの達成の可能性が潜在していることが示された;4) 潜在的な可能性については都市間に大きな差が存在していることを明らかにした.