土木学会論文集
Online ISSN : 2436-6021
特集号(舗装工学)論文
高熱伝導性舗装による路面温度変動の抑制・促進効果
藤本 明宏, 佃 祥孝
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2025 年 81 巻 21 号 論文ID: 25-21003

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抄録

 本研究では,熱伝導率が高い珪石に着目し,道路伝熱解析モデルを用いて珪石路盤による夏期の路面温度上昇および冬期の路面温度低下の抑制効果を評価した.また,ロードヒーティングを施した砕石敷き舗装の砕石を珪石に置き換えたことによる路面温度上昇の促進効果を評価した.

 その結果,夏期における珪石路盤による路面温度上昇の抑制効果は1.1℃,冬期における珪石路盤による路面温度低下の抑制効果は0.8℃であり,それらの効果は僅かであった.ロードヒーティング稼働時における路面温度上昇の促進効果について,珪石敷き舗装は砕石敷き舗装に比べて明瞭な優位性が現れ,福井市では22.6%,旭川市では5.3%の消費熱量の削減がそれぞれ見込まれた.

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