抄録
舗装用コンクリートの曲げ疲労強度に及ぼす寸法効果の影響を実験的に検討した.供試体寸法は,150mm×150mm×530mm(スパン450mm)および450mm×200mm×1800mm(スパン1350mm)である.応力比は0.7,0.8,0.9である.実験の結果,破壊確率を50%とした場合,同一応力比における疲労破壊回数は,寸法増大により疲労破壊回数が増加することが認められた.この寸法依存性を破壊力学に基づいて検討した結果,応力レベル70%の場合には,高さ150mmの供試体では断面内で引張軟化応力域が現れるが,高さ450mmの供試体では全断面域が弾性応力状態にあることが主たる原因であることがわかった.