土木学会論文集E2(材料・コンクリート構造)
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和文論文
C-S-Hの組成がゲル空隙の量およびゲル空隙の空隙径分布に及ぼす影響
須田 裕哉佐伯 竜彦斎藤 豪
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2014 年 70 巻 2 号 p. 134-152

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抄録
 本研究は,セメント硬化体の中で主要な水和物であるC-S-Hが保有しているゲル空隙に対し,その組成変化が及ぼす影響を明らかにすることを目的として検討を行った.
 本研究では,C-S-Hのゲル空隙について検討するため,エーライト水和試料の水蒸気吸着等温線に着目し,水和物(C-S-H)が保有している水分と毛細管空隙中の水分を分離した.
 次に,得られたC-S-Hの水蒸気吸着等温線より,C-S-Hの保有するゲル空隙の量や空隙径分布に対してC-S-Hの組成が及ぼす影響について検討を行い,C-S-Hの組成とゲル空隙の関係を明らかにした.その結果,その組成変化を考慮することでC-S-Hのゲル空隙の量や空隙径分布を推定する方法を提案した.
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© 2014 公益社団法人 土木学会
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