土木学会論文集E2(材料・コンクリート構造)
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和文論文
コンクリートの分割練混ぜの効果発生メカニズムと練混ぜ時間の短縮に関する検討
櫻井 清一伊藤 祐二笠井 哲郎
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2022 年 78 巻 3 号 p. 224-243

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抄録

 分割練混ぜは通常の一括練混ぜに比べて,コンクリートのブリーディングの低減,流動性および分離抵抗性の向上という特徴を有するが,練混ぜ水を分割して加え練混ぜるため練混ぜ時間が一括練混ぜに比べ長くなる.そこで,分割練混ぜの特徴を保持して練混ぜ時間を短くするため粒子の結合・分散状態を検討した.X線CTおよび大気圧走査電子顕微鏡(ASEM)によるペーストの計測・観察を行い,画像等から微小粒子(径が約2μm以下)の挙動の違いで結合状態が変化すると考え,分割練混ぜと一括練混ぜの結合・分散状態の違いのモデルを作成し,ブリーディング,流動性,分離抵抗性の特性の違いの考察を行った.これらの知見からカルシウムイオンを添加して練混ぜ時間の短縮ができることの検討を行い,粒子結合のモデルの妥当性と時間短縮の実用化の目途を得た.

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© 2022 公益社団法人 土木学会
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