抄録
本研究は,韓国が2010年に打ち上げた世界初の静止海色衛星GOCIのクロロフィルa(Chl.a)プロダクトの精度評価を内湾のMODISデータと実測データを使って検証することが目的である.研究には,東京湾における2011年9月,11月,12月のGOCI/実測Chl.aデータセットが使われた.検証の結果,「GOCI Chl.aとMODIS Chl.a」,「GOCI Chl.aと実測Chl.a」はそれぞれ有意な相関(相対誤差はそれぞれ43%,41%)があった.またGOCI Chl.aと実測Chl.aの関係式から東京湾のGOCIデータを補正すれば,40μg/lを超えないような実測Chl.aの範囲では比較的,Chl.aの時系列変化とよく一致した.