抄録
日本のアスファルト混合物の再生利用は40年以上の歴史があり,近年は再生骨材配合率が年々上昇してきていることから,今後は繰り返し再生された骨材を含むアスファルト混合物が増えるものと考えられる.しかし,アスファルト混合物を繰り返し利用した際の材料性状や混合物性状の変化は,検討が始まってきているもののまだ知見は少なく,明確になっていないのが現状である.本研究は,繰り返し劣化・再生したアスファルトおよびアスファルト混合物の性状の変化を把握するため,試験室内においてアスファルトを劣化させた後,再生用添加剤によりアスファルトの針入度を回復させ,それを複数回繰り返し,再生アスファルトおよび再生アスファルト混合物の材料性状・混合物性状の把握を行った.その結果,有用なデータが得られたので報告する.