土木学会論文集A1(構造・地震工学)
Online ISSN : 2185-4653
ISSN-L : 2185-4653
地震工学論文集第30巻
液状化のハザードマップにおける作成方法の現状と今後のあり方
安田 進石田 栄介細川 直行
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2009 年 65 巻 1 号 p. 188-194

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抄録

地震時における液状化は種々の被害を生じるため,その危険地区を推定するハザードマップの作成が近年各地の自治体等で行われてきている.これは大変重要なことであるが,作成されたハザードマップには種々の不確定さが含まれている.そこで,まず現在行われているハザードマップ作成方法を概観し,その作成において仮定していることと,そこに含まれている不確実さに関していくつか検討してみた.その結果,液状化の判定方法やボーリングデータの利用などに多くの不確実さを含んでいる可能性が指摘された.また,液状化の予測結果を表示する方法にも問題があることが指摘された.

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© 2009 公益社団法人 土木学会
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