土木学会論文集A1(構造・地震工学)
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和文論文
地震時に3方向の力の成分と3方向のモーメント成分が作用する円形断面鋼脚柱の終局限界状態の評価
M. Assad ALAMIRI後藤 芳顯
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2015 年 71 巻 1 号 p. 20-36

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抄録
 3方向地震動成分の同時入力下の無充填の鋼製橋脚の終局状態を汎用的に評価するために脚柱頂部に作用する3方向の力の成分と3方向のモーメント成分で表した限界相関式を円形断面鋼製橋脚柱について誘導した.この相関式は直線高架橋のT型橋脚のみならず,ねじりモーメントが作用する逆L橋脚や曲線高架橋の橋脚の耐震安全性照査にも適用できる.限界相関式は脚柱の各方向へのPushover解析で得られる限界点において橋脚柱頂部に作用する力とモーメント成分をもとに設定した.限界相関式の妥当性は,逆L橋脚で支持された2径間単純支持橋の数値解析モデルの水平2方向地震動下の終局挙動により検討した.その結果,地震動の違いに起因する荷重履歴の差や脚柱諸元の差によらず限界相関式は妥当な精度で橋脚の終局状態を予測しうること確認した.
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© 2015 公益社団法人 土木学会
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