土木学会論文集A1(構造・地震工学)
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和文論文
橋梁振動を対象とした同調質量系発電デバイスの構造形式と設計に関する検討
竹谷 晃一佐々木 栄一
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2015 年 71 巻 2 号 p. 267-276

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抄録
 橋梁振動を対象とした同調質量系発電デバイスを提案するとともに,その基本特性について検討した.同調質量系発電デバイスは,従来橋梁の制振のために設置される同調質量ダンパー(TMD)を応用し,ダンパーが吸収する振動エネルギーをもとにEnergy Harvesterとして活用するものである.本研究では,橋梁振動を対象とした同調質量系発電デバイスの有利な装置構成と設計に関する検討を行うため,単質点系と二質点系の同調質量系発電デバイスを提案し,解析を行った.その結果,二質点系は発電装置の減衰比に対する鋭敏性が小さく,蓄電において有利であることを導いた.微変動する橋梁の固有振動数に対しても,二質点系はパラメータ設計によって柔軟に対応できることを示した.
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© 2015 公益社団法人 土木学会
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