抄録
新潟県中越地震による被災地を対象として,航空写真では容易に検出できない伏在地すべり地の検出を行う.このためには実際の土粒子の動きであるラグランジアン変位を抽出しなければならないが,InSARや航空レーザー計測ではオイラー変位が直接的に抽出される.そこでオイラー変位からラグランジアン変位を抽出する手法(Konagai et al.(2009)1),Z.A.Kazmi et al.(2013)2)など)をさらに発展させ,地殻変動や人為的な改変による変位成分から伏在地すべりによる変位を分離抽出する方法を提案する.