土木学会論文集A1(構造・地震工学)
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和文論文
ノックオフ部材とすべり支承からなる支承形式の高架橋への適用性
中西 泰之松村 政秀山口 隆司
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2016 年 72 巻 2 号 p. 322-331

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抄録
 強地震時に下部構造へ伝達される慣性力を低減する上ですべり系支承の採用が有効である.このとき,すべり機能が強地震時のみに発現するためには,すべり支承に常時・中小地震時には上部構造の水平移動を拘束する復元力機能,強地震時には移動制限を開放するトリガー機能としてノックオフ部材,およびノックオフ後の過大な変位に対する変位制限装置を組み合わせて用いる支承形式が有用と考えられる.本研究では,高架橋および支承形式の試設計を行い地震応答解析を実施し,この支承形式の適用性ならびに従来の支承形式に対する優位性を明らかにしている.
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© 2016 公益社団法人 土木学会
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