土木学会論文集A1(構造・地震工学)
Online ISSN : 2185-4653
ISSN-L : 2185-4653
複合構造論文集第3巻(報告)
材料損傷の発生順序に着目した合成はりの耐荷挙動に関する実験的研究
溝江 慶久中島 章典NGUYEN Van Duong永尾 和大
著者情報
ジャーナル フリー

2016 年 72 巻 5 号 p. II_69-II_79

詳細
抄録
 土木学会複合構造標準示方書では,合成はりの曲げ破壊照査に際し,鋼はりの座屈挙動に応じて3つの断面クラスに分類し,それぞれ異なる限界状態(材料損傷)を想定することとしているが,このような断面分類を行うことなく,発生する材料損傷の種類やそれらの発生順序を任意に設定することができれば,鋼とコンクリートの材料特性を最大限に活かした合理的な設計が行える可能性がある.そこで本研究では,上記のような設計法の構築に資するため,コンパクト断面(全塑性モーメントまで座屈しない断面)に分類され,頭付きスタッドの配置間隔が異なる2種類の合成はり模型試験体の静的載荷試験結果を整理し,両者の構成部材の損傷順序を比較して,耐荷挙動の違いについて検討した.
著者関連情報
© 2016 公益社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top