魚骨型座屈拘束ブレース(FB-BRB)の開発に関するパイロット研究

猪飼 豊樹; 丸山 陸也; 賈 良玖; 葛 漢彬

doi:10.2208/jscejseee.73.I_321

土木学会論文集A1（構造・地震工学）

Online ISSN : 2185-4653
ISSN-L : 2185-4653

地震工学論文集第36巻(論文)

魚骨型座屈拘束ブレース(FB-BRB)の開発に関するパイロット研究

猪飼豊樹, 丸山陸也, 賈良玖, 葛漢彬

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ジャーナルフリー

2017 年 73 巻 4 号 p. I_321-I_333

DOI https://doi.org/10.2208/jscejseee.73.I_321

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抄録

　本研究では，制震鋼構造物の一部材として履歴型制震ダンパーに着目し，これまで多くの実験的および解析的研究がなされている座屈拘束ブレース（BRB）の，芯材およびフィラープレートの形状を変化させた新型の制震ダンパー，魚骨形座屈拘束ブレース（FB-BRB）の開発を行う．FB-BRBの主な機構である「ネッキング進行箇所の限定」と「ストッパーによる塑性化する箇所の分散」が変形性能に及ぼす影響を繰り返し載荷実験により検証した．