抄録
2011年東日本大震災では埋立地等の戸建住宅に液状化被害が多発し,その数は計2万7千棟を数える.これらの被害を受け,地震による液状化被害は深刻な問題となり,今後の安全な宅地供給を期待するとともに,液状化対策コストの低廉化を進めることが求められている.著者らは,液状化対策にMLT工法を活用することを提案しており,より実用的な工法の考案に繋げるため,砂質地盤における室内模型実験と実物実験(貫入試験)を行い,実験結果と理論値を比較した.貫入前後で砂地盤での相対密度が増加しており,液状化地盤への対策として有効であることが明らかとなった.