土木学会論文集F6(安全問題)
Online ISSN : 2185-6621
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和文論文
衛星リモートセンシングを用いた地震および豪雨による斜面崩壊発生箇所の早期発見手法
江口 毅三浦 房紀
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2016 年 72 巻 1 号 p. 11-20

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抄録

 災害発生後できるだけ早期に広域の被害状況を把握する上で,衛星リモートセンシングは有効な方法である.特に,災害発生後のみの衛星画像とその他の情報を併用する手法は,災害発生前の画像が入手できない場合において非常に有効と考えられる.本研究では,地震と豪雨それぞれで発生した斜面崩壊を災害発生後のみの衛星画像とDEMデータから抽出を試みた.具体的には,NIR, Blue, Redの3種類のBandを組み合わせた画像に閾値を設定することで抽出を試みた.また,異なる発生条件の斜面崩壊を同じ閾値により抽出できるか否かの検討も併せて行った.その結果,地区毎に設定した閾値による抽出では,各斜面崩壊を90%以上の精度で見落としなく抽出することができた.さらに,同じ閾値による抽出では,60%以上の精度で抽出できることを示すことができた.

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© 2016 公益社団法人 土木学会
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