抄録
鉄道や道路の下にアンダーパスを建設する際,上部交通への影響を極力与えない工法として,多くの非開削工法が開発され用いられている.このうち,継手を有する鋼製角形エレメントを掘進し,ボックスカルバートを構築する工法がある.この工法は,営業する鉄道や道路の下を低土かぶりで掘進しエレメントを設置するため,地表面への影響を極限まで小さくすることが求められる.
本研究では,すでに開発され実用化されている既存技術のエレメント掘進工法を改良するにあたり,エレメント掘進の精度向上,および地表面への影響低減を図る方法を提案し,その有効性について,実物大のエレメント掘進試験により確認したので,ここに報告する.