日本計算工学会論文集
Online ISSN : 1347-8826
ISSN-L : 1344-9443
疑似圧縮性効果によるMPS法の安定化と圧力の平滑化
田中 正幸益永 孝幸
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2008 年 2008 巻 p. 20080025

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抄録
粒子法の1つであるMPS(Moving Particle Semi-implicit)法では時間的にも空間的にも圧力の振動が激しいという問題があった.本研究では2通りの非圧縮条件を組み合わせることにより時間的にも空間的にも滑らかな圧力が得られる手法を提案する.また,疑似圧縮性効果と非圧縮条件におけるパラメータを導入することにより,非圧縮条件を満たしたまま安定にかつ効率良く計算できることを示す.
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© 2008 The Japan Society For Computational Engineering and Science
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