富山大学大学院理工学教育部
富山大学大学院理工学研究部
2010 年 2010 巻 p. 20100001
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粒子法では,近傍粒子探索に時間がかかるため,一般には空間を一様な大きさの格子(一様グリッド)に区切って近傍粒子探索を高速化する手法をとる.しかし,一様グリッドを用いた場合,空間を格子に分割する数に比例してメモリ使用量が非常に大きくなる問題がある. そこで本報告では,線形リストを用いて一様グリッドのデータを保持する方法を提案する.本手法で水柱の崩壊シミュレーションを行った結果,線形リストを用いることでメモリ使用量が約90%削減された.
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