2021 年 2021 巻 p. 20210010
Galerkin Projectionに基づく縮約モデルを高レイノルズ数条件の2次元キャビティー流れ,配管内旋回流れ解析に適用し,縮約モデルを用いた流れ解析の計算精度,計算時間短縮の効果を検討した.(1) レイノルズ数10e5の条件での2次元キャビティー流れに対して,基底数40で構築した縮約モデルの計算精度は2.64%であり,3次元流体解析に対して87倍高速化された.(2) レイノルズ数10e4の条件での模擬配管流れに対して, 基底数6で構築した縮約モデルの計算精度は0.43%であり,3次元流体解析に対して38倍高速化された