日本計算工学会論文集
Online ISSN : 1347-8826
ISSN-L : 1344-9443
不連続ガラーキン法を用いた二次元浅水長波流れにおける河床変動解析
松本 礼央田中 聖三浅井 光輝
著者情報
ジャーナル フリー

2024 年 2024 巻 1 号 p. 20241006

詳細
抄録

近年,浅水長波方程式などの双曲型方程式の解析に対して保存性や安定性の高さから Discontinuous Galerkin (DG) 法が有効であることが示されている.そこで本論文では,二次元浅水長波方程式と平衡流砂量式を連立した河床変動に関する支配方程式の解法としてDG法を適用し,その有用性を検討した.さらに,不連続移動床におけるダムブレーク解析および直線水路における砂州移動解析での検証を行い,二次元河床変動解析におけるDG法の有用性が示された.

著者関連情報
© 2024 The Japan Society For Computational Engineering and Science
前の記事 次の記事
feedback
Top