日本小児看護学会誌
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研究
在宅にて経口抗がん剤治療を継続する急性リンパ性白血病児の日常生活における親の行動と思い
柏瀬 淳金泉 志保美
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2026 年 35 巻 p. 1-9

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抄録

 急性リンパ性白血病(ALL)の子どもに対する維持療法では、在宅での抗がん剤内服が必要となる。本研究は、在宅で経口抗がん剤治療を継続するALLの子どもの日常生活における親の行動や思いを明らかにすることを目的とした。A病院小児科に通院するALL患児の親14名に半構成的面接を実施し質的記述的分析を行った。結果、親の行動として【子どもの免疫低下を意識した感染予防行動の徹底】など8カテゴリー、親の思いとして【在宅で抗がん剤治療を継続しながら過ごしていく生活への期待と不安】など7カテゴリーが生成された。親は抗がん剤の内服治療を確実に行うことに対する強い責任感をもち、子どもらしい生活をさせたいという思いをかかえながら感染予防を徹底していた。家庭での抗がん剤曝露防止への対応には差がみられた。親へのソーシャルサポートや子どもを取り巻く環境調整の重要性、家族への抗がん剤曝露対策の指導強化の必要性が示唆された。

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