日本臨床免疫学会会誌
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一般演題(ポスター)
P2-067  関節リウマチの病態に関与するCD4陽性T細胞サブセットの同定
松木 郁親三枝 淳熊谷 俊一森信 暁雄
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2012 年 35 巻 4 号 p. 360a

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抄録
【目的】T細胞をCCR7, CD45RAを用いてナイーブ,セントラルメモリー,エフェクターメモリーに分類することは,その機能解析において重要である.我々は,関節リウマチ(RA)の病態において中心的役割を果たしているCD4陽性T細胞の亜集団を同定することを目的として,RA患者の末梢血CD4陽性T細胞を上記2つの表面マーカーにCD27とCD28を加えてさらに細かく分類し,各集団における炎症性サイトカイン産生能やFoxp3の発現を解析した.【方法】RA患者及び健常人由来の末梢血CD4陽性T細胞をCCR7, CD45RA, CD27, CD28の4つの表面マーカーを用いて分類し,各亜集団のサイトカイン産生能,Foxp3及びRANKLの発現をeight-colorフローサイトメトリーを用いて解析した.【結果】4つの表面マーカーを用いることにより,末梢血CD4陽性T細胞を6つの亜集団に分類した.RA患者末梢血では,CD27+CD28+のCD4陽性セントラルメモリーT細胞が有意に減少していた.また,そのサブセットのFoxp3陽性細胞がRA患者で有意に減少していた.さらに,CD27+CD28+のCD4陽性エフェクターメモリーT細胞におけるIL-17とTNF-αの産生がRA患者において有意に高値であった.【結論】CCR7, CD45RAにCD27, CD28を加えて末梢血CD4陽性T細胞を分類することにより,特定の亜集団が制御性作用やサイトカイン産生の中心的役割を担っていることが明らかとなった.さらに,RA患者の末梢血における各亜集団の量的・質的な異常を同定した.
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© 2012 日本臨床免疫学会
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