日本臨床免疫学会会誌
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一般演題(ポスター)
P4-001  当科で経験した抗TIF1抗体陽性成人皮膚筋炎患者における悪性腫瘍関連因子の検討
吉村 紫斎藤 佑希松下 貴史濱口 儒人竹原 和彦藤本 学加治 賢三
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2014 年 37 巻 4 号 p. 346a

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抄録
【背景】皮膚筋炎において悪性腫瘍は間質性肺炎と並ぶ代表的な合併症であり,予後を規定する因子である.抗TIF1抗体は悪性腫瘍と関連する自己抗体として知られているが,抗TIF1抗体陽性患者において悪性腫瘍と関連する因子については明らかではない.【目的】抗TIF1抗体陽性皮膚筋炎患者における悪性腫瘍関連因子について検討する.【方法】2001年から2013年までの12年間に当科で経験した抗TIF1抗体陽性成人皮膚筋炎患者24例を対象とし,悪性腫瘍と関連する因子について検討した.【結果】悪性腫瘍の合併は24例中15例(63%)でみられた.平均発症年齢は悪性腫瘍合併群が66±13歳,非合併群が54±14歳で悪性腫瘍合併群の方が高齢発症だった(P=0.02).多変量解析では,悪性腫瘍と関連する独立した因子として,男性(オッズ比=6.1e+7,95%信頼区間 2.0-uncalculated,P=0.0171)と血清CK値583以上(オッズ比=1.7e+8,95%信頼区間3.8-uncalculated,P=0.0053)が見出された.24例の5年生存率は全体で67%であり,悪性腫瘍合併群では非合併群に比べ5年生存率は低下していた(47%vs100%,P=0.0116).【結論】抗TIF1抗体陽性成人皮膚筋炎患者では,男性とCK値583以上が悪性腫瘍と関連する因子であると考えられた.
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© 2014 日本臨床免疫学会
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