日本臨床免疫学会会誌
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一般演題(ポスター)
P7-041 関節リウマチにおけるIL-33と疼痛との関連
片山 理人平野 亨濱野 芳匡熊ノ郷 淳
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2015 年 38 巻 4 号 p. 368

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抄録
  【背景】近年関節リウマチ(RA)におけるIL-33の知見が集積されつつある.我々は膠原病患者で血清IL-33濃度を測定し,臨床所見との関連を検討し,RAにおいてIL-33と患者総合VAS(Pt-VAS)とに関連を認めた.マウスではIL-33とnociception(痛覚過敏)に関する報告が多数認められているが,RAで疼痛に関しての報告はない.【目的】RAにおける血清IL-33濃度と疼痛(Pt-VAS)の関連を示す.【方法】血清IL-33濃度をRA患者でELISA法で測定し臨床所見との関連を検討する.【結果】IL-33をRA115例で測定した.IL-33濃度が感度(6.25 pg/ml)をcut offとすると37/115例でIL-33の上昇を認めた.RAにおいて,IL-33上昇群と非上昇群では抗CCP抗体154 [55.5,339] vs 53.4 [12.2,174](U/ml,p < 0.01),リウマチ因子211.5 [81.5,366.3] vs 46 [17,110](U/ml,< 0.001),血沈20.5 [10,51.5](mm/時,0.003)に有意差を認めた.罹病年数(0.40),MMP-3(0.49),腫脹(0.67)/疼痛(0.84)関節数,Pt-VAS(0.94),DAS28CRP(0.90)/ESR(0.13)では有意差は認められなかった.ただし,先行研究同様,抗CCP抗体陽性で生物学的製剤や免疫抑制剤の使用のない42例では,Pt-VASは62 [52,86] vs 46 [24,64.5](0.040)と有意差を認めた.【結論】RA患者で血清IL-33の上昇を認め,抗CCP抗体陽性,薬剤修飾の少ないRA症例では血清IL-33濃度とPt-VASに関連を認めた.
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© 2015 日本臨床免疫学会
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