日本臨床免疫学会会誌
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一般演題(口演)
O-3 多発性筋炎/皮膚筋炎関連間質性肺炎におけるサイトカインネットワークと重症度に関する検討
清水 俊匡, 古賀 智裕, 藤川 敬太, 寳來 吉朗, 高谷 亜由子, 井川 敬, 梅田 雅孝, 福井 翔一, 西野 文子, 川尻 真也, 岩本 直樹, 一瀬 邦弘, 玉井 慎美, 中村 英樹, 折口 智樹, 桑名 正隆, 川上 純
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2017 年 40 巻 4 号 p. 296c

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抄録

【目的】多発性筋炎/皮膚筋炎はしばしば間質性肺炎を合併する.その中には急速進行性の経過をたどり重症化する例も認められる.今回多発性筋炎/皮膚筋炎合併間質性肺炎の血清サイトカインやバイオマーカーを測定し,その重症度との関連を後ろ向きに検討した.【方法】長崎大学および関連施設で診断された多発性筋炎/皮膚筋炎合併間質性肺炎のうち,急速進行性間質性肺炎(RPILD)18例,慢性間質性肺炎24例の血清を用いてマルチサスペンションサイトカインアレイで42サイトカインを測定,またELISA法で抗MDA5抗体,フェリチンを測定し,ランダムフォレスト法とクラスター解析により重要度の順位付けとサイトカインネットワークの解析を行った.【結果】RPILD群は慢性間質性肺炎群と比較し,3つのサイトカイン(IL-15,IL-6,VCAM-1),抗MDA5抗体およびフェリチンが有意に高かった.また抗MDA5抗体がRPILD群と慢性間質性肺炎群を識別する最も重要な項目であった.そして抗MDA5抗体,IL-15およびIL-6の組み合わせがRPILD群と慢性間質性肺炎群を識別する最も正診度の高いマーカーであった(感度77.8%,特異度87.5%,正診率85.7%).【結論】多発性筋炎/皮膚筋炎合併間質性肺炎では抗MDA5抗体,IL-15およびIL-6を組み合わせることでRPILDを高い正診率で診断することが可能となる.

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© 2017 日本臨床免疫学会
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